地形は文書や口伝と違い、虚飾も改ざんも出来ません。
例えば、日本書紀。あれは藤原不比等が時の政権の自分とこの藤原家に都合の良い事を書き並べた物だと思っています。当然に、マイナスイメージの事柄は一切削除されてるでしょう。（もしかしたら全部反転？）現代で言えば、、、自民党責任編集の日本近代史。みたいなもん。
この2冊の本は、歴史的史実を時系列に並べ、その隙間を地形の囁き通りに線状面状に滑らかに埋めて行くと見える物。それまで持っていた違和感を感じてた常識論が解消されるかも？って感じな本です。一般論を真に受けず、自分が感じた違和感を大事にしなくては、と感じさせてくれる本です。
思わず膝を打つネタが何種か在りました！
物事を斜め後ろから眺める得意の芸風！
流石はPHP文庫！こうでなくちゃ！
追伸＞ 先日のラジオからの音声。「午前11時の道内の最高気温は滝上町の28℃、最低気温は紋別市の18℃でした。」「ん？なぬ？」解らない人は地図を見てね。
