ガザの紛争映像に出て来る戦車のフォルムに違和感を感じた。調べた。
イスラエル製のメルカバという戦車だった。
対パレスチナ陸上戦に特化した戦車と見受けた。一番の特徴は車両上部の日除け。こんな物は他国の戦車には無い。暑い砂漠での戦闘を想定していると思われる。二番目は機銃の装備が無い。パレスチナに航空勢力は無い&乗員の生存を第一に考えていると思われる。それが証拠にこの戦車はFFだ。エンジンが前部に在るのだ。エンジンをも装甲の一つとし、後部には乗員脱出用のドアも在るという。重装甲も世界一とも噂されている。
容積効率の悪いFF。防音断熱処理もRRより必要。乗員第一の重装甲。地雷やRPGにも強いという。加えて、後部脱出ドアのデッドスペース。等々を考えると､､､エンジンは小さく燃料タンクは小さく砲弾装備数も少なく？そこまでしても生存重視？何が何でも兵士をイスラエルの人口をユダヤ教徒を減らす訳にはいかない！との意気込みかと。
メルカバとは旧約聖書で神の玉座。そして、ヘブライ語で戦車を意味する。
