目の前には網走湖が広がっている。その左手半分を占めているのが、網走川河口の砂州だ。湖に流れ込む流量も流速も少ない河川としては、異例な長さの砂州(気になる人は地図で確認して欲しい)だと思う。この砂州の主成分は、屈斜路カルデラ噴火のスコリア(火山性噴出物)だと思われる。私の足元の湖岸にも、軽石系が多いからだ。
この砂州はまだまだ成長を続けるだろう。そして、あと千年もしたら対岸に到達し、網走湖を北湖と南湖に分断するのではないだろうか?
だとすると、、、南湖に海水が流入する事は無くなり南湖は汽水湖ではなくなり、、、女満別のシジミ漁師達は皆廃業を余儀なくされるだろう。
なんて、1日湖を眺めていると、潮の干満を感じたので、ちょいと戯れてみました。