左手に藻琴山。右手に美幌峠。
向う側には屈斜路湖。
現在では。
が、その昔、屈斜路カルデラ噴火前は。藻琴山と美幌峠の裾野の延長線を真ん中で繋いで出現する、美しい稜線の標高2000m近い屈斜路岳(命名俺!)が在った筈!
写真を撮った辺りは、きっとカルデラ噴火の破滅的な火砕流に襲われていたでしょう。それが証拠に、近辺では水田や葉物野菜の畑は在りません。豆、芋、タマネギ等の乾燥に強い作物の畑しか在りません。
北海道で、ジャガイモやタマネギや大豆の産地の土地は、火山性噴石物の大変な努力の開墾の土地です。100年前の人達の事を思うと、おいそれと粗末に食すのを恥ずかしく思います。
撮影地点、美幌町道道248付近。