Daytime moon like a lie

The moon is a boat, Stars are whitecap waves, Clouds are the sea.

恵みと災い

草津温泉の源泉「湯畑」
ph2.1の強酸性の湯が自噴している。現在は中和施設が在りphを調整しているが、中和施設が無かった以前は、温泉水がそのまま湯の川に流れ込んでいた。
 
湯の川は、六合で白砂川に流れ込み、長野原で吾妻川に流れ込み、渋川で利根川に流れ込む。水量豊富な利根川に流れ込めば、強酸性の水の濃度は薄まり中性に近付くだろうが、草津~渋川は飲む事もならず作物も育たずコンクリートすらも破壊する強酸性の死の川だったと思われる。実際、川沿いの人口や地場産業は希薄だ。
 
透明度が高くて有名な「田沢湖
この湖の北側には日本最強のph1.2の強酸性温泉の玉川温泉が在る。そのお湯は玉川を経由して田沢湖に注いでいた。中和施設が出来たのは昭和47年。 結果、田沢湖の水は強酸性になり、プランクトンも水草も育たず魚も育たない死の湖となった。生物が居ない=水中に有機物が殆ど無い。だから透明度が高いのです。
 
話は戻るが、、、水の味が渋かったか?川全体が鉄サビ色だったか?
どちらかが渋川の地名の由来だろうと思われる。
多分ね〜♪ww