戦国時代の戦いは領地の取り合い。正確には米の取り合い。もっと正確には農地と農民の取り合い。加賀百万石とか、国の規模を米の収穫量で示してたでしょ？米=金。だったのです。なのに、全体量が決まっている農地を取り合っていただけ、当然に決定打は無くいつまで経っても混沌のまま推移していた。
そこに、秀吉に蝦夷地手前の湿地帯の領主として飛ばされた家康。
江戸とは、、、「江（川）の戸（入口）」という意味。
頭に来た家康と家臣だが、それを逆手に取った。治水工事、地盤改良、開墾奨励、広大な平地（農地）を出現させてしまった。これが江戸幕府の基盤となりまし た。誰も見向きもしなかった広大な湿地を打出の小槌に、当時の世界一の大都市を後に出現させたのです。現存物を取り合うのではなく、新領域を作ってしまったのです。これには他国の大名は太刀打ちどころか、グーの音も出なかった。
言ってみれば、、、詰め将棋で将棋盤の隅っこに追い詰められて正に万事休す！な場面で、、、別の将棋盤を隣りにくっ付けてそっちに逃げ出した様なもんww
タヌキと評されるが、、、家康の脳の作りは正にユニーク！
そんな妄想で今宵も酒が進みます〜♪
