代表的な一神教、、、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。
代表的な多神教、、、ヒンドゥー教、ギリシャ神話、神道。
私の好きなアイヌのカムイ信仰。多神教で神道に似てはいるが、ちょっと違う。神道でいう神とは「尊く畏れ多い存在」だが、アイヌ信仰のカムイとは「人間と対等な存在」だそうだ。感謝もすれば文句も言うそうです。次いでに言うならば、神道で例えば山の神と言えば「山そのもの」を指しますが、アイヌ信仰での山の神とは「山の姿（着物）を纏ったカムイ」なんだそうです。見える物の中には、必ず見えない存在が在る。と。
なので「イヨマンテ（熊送り）」のお祭りとは、生け捕りにして2年程育てた小熊から肉や毛皮を貰う事に感謝し「熊の着物を着たカムイを元の世界を送り返すお祭り」となります。仏教で言う所の「殺生」に対する懺悔なのかと感じます。美辞麗句を並べる理想論ではなく、人が生きる為には罪からは逃れられず、慎みと感謝が必要である。と。
一神教の慣用表現とは、絶対善と絶対悪の定義。
一神教間では、この2000年争いが途絶えた事は無い。
因みに私は、無宗教者ですが無神論者では在りません。
だって宗教を作ったのは、神ではなく解釈者ですから。
